スギヨは水産練製品を製造・販売している会社です。1972年（昭和47年）にヒット商品「かに風味蒲鉾」を発売。その後業界を常にリードし”技術のスギヨ””開発のスギヨ”と言われ続けてきました。
2006年（平成18年）には、従来のかに風味蒲鉾を飛躍的に進化させ、本物を超えたとも思わせる「香り箱」が水産部門の最高の誉れである「天皇杯」を受賞しました。
このように日本で初めて「かに風味蒲鉾」を開発したことに満足せず、開発技術力に磨きをかけ今日にいたりました。今後も「おいしさ・品質の向上」を追求していくのはもちろん「安心・安全な食品」を正直”に製造、供給し続けることを大切にしていきます。

世界で初めて「かに風味かまぼこ」を当社が開発しましたが、実は「かに風味かまぼこ」を造ろうと思って造った訳ではありません。
当時(昭和40年後半)、高級珍味のクラゲは中国からの輸入に頼っておりましたが、突然輸入禁止となり、当社がそのクラゲの代替品を造ろうと開発に取組みました。
その結果、クラゲが完成したわけですが、実際に試食しようと醤油をかけた所、歯ごたえがなくなりました。失敗です！
しかし開発員の誰かが叫んだのです。「これはカニ肉にそっくりだ！味も歯ごたえも！」ということからクラゲがカニカマに。その後研究を重ね大ヒットしたのが真相です。

2007年4月より農業事業に参入し、2012年春には農業生産法人『㈱スギヨファーム』として独立しました。
現在、農業事業に従事している従業員は約35名で、農地は約60haあります。農場ではキャベツ・タマネギ・ニンジン・じゃがいも・さつまいも・かぶなどの野菜のほか、2014年4月からはぶどう、りんご、ブルーベリーなどの果物も生産しています。
収穫された農作物は、当社の野菜カット工場にて加工し、「加賀揚」などの原材料として使用したり、カット野菜として出荷するほか、地元スーパーで販売したり、地元の小中学校の給食にも使用されています。
また、2014年4月には直売店がオープンしています。

当社では、職種別（営業、研究開発、商品企画、品質管理、製造、生産技術）で採用を行います。
研修終了後、各所属に配属されまが、弊社ではいろんなことにチャレンジしていこうと積極的に行動できる方を、採用したいと考えております。
当社の開発魂の根底にあるのは、能登人らしいまじめさと粘り強さが企業全体に根づいています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
常に仕事に前向きに取り組み、周囲に活力を与えてくれる人材を求めています。