1893（明治26）年8月5日の創刊から130年の節目を迎えた今年、最新鋭の白山印刷センターが稼働し、いま最も勢いのある新聞社として知られています。自由民権運動華やかな創刊当時、言論を党利党略の道具としてきた政論新聞が大多数の中、公正、公平の立場を宣言し、北陸の言論界に近代ジャーナリズムの幕開けを告げました。明治から大正、昭和、平成、令和と世の中は移り変わりましたが、創刊の理想は変わらず「ふるさとの森羅万象の案内者」として世界と日本を映す窓となりながら、地域に暮らす人々と哀歓を共にしています。

石川県、富山県の話題を中心とした「北國新聞」「富山新聞」を発行し、読者の皆さまに新鮮なニュースをお届けしています。記者職は、記事の題材を取材し、原稿にまとめるのが主な業務です。日々違う出来事や人々を取材するため、様々な出会いがある魅力的な仕事です。業務職は、読者増に知恵を絞る販売局、イベントを企画・運営する事業局、新聞広告や雑誌・書籍を扱う営業局といった多彩な仕事を通して、地域社会の発展に日々貢献しています。支社や総支局は石川、富山で30カ所あり、東京・大阪・福井支社にも活躍の舞台があります。

人を動かし、街を動かし、時代を動かす。私たちの会社には、皆さんが活躍できるステージがいくつもあります。記者職には、取材して原稿を書く外勤部門と、紙面構成を担当する内勤部門があります。外勤記者は取材先から情報を引き出して問題の本質に迫り、内勤記者はニュースを簡潔に伝える見出しを付け迫力ある紙面に仕上げます。地域に貢献できるのは、報道だけではありません。営業局は広告を通じて情報を届け、地域経済の発展に寄与しています。事業局ではこの地域ならではのイベントを通して文化やスポーツの振興を支えています。

創刊の志である「ふるさとの森羅万象の案内者」を目指す、明るく前向きな人材を求めています。記者として新聞や雑誌を制作したり、広告や催しを通して暮らしに潤いを与えたりと、仕事の内容は多種多様ですが、文系でも理系でも学部学科を問わず、北陸以外の出身者も大勢が活躍しています。何よりも大切なことは、大いなる好奇心と石川、富山へのふるさと愛を胸に抱きながら、地域の発展に貢献する心構えを忘れないこと。ケーブルテレビやインターネットといった放送や通信分野をはじめ、印刷、イベント、観光、教育、福祉といった生活に寄り添う多彩なグループ会社も含め、皆さんの入社をお待ちしています。