私たちは、言葉・文章を取り扱うさまざまなサービスを提供しています。
その核となるのが「テープおこし」です。「文字おこし」と呼ばれることもありますが、講演や会議など、人が話した言葉を文章に書き起こす仕事で、創業以来30年以上、たくさんのお客様からさまざまな用途でお使いいただいています。
機械的に音声を文字にするのではなく、用途に応じて読みやすく文章を整えたり、情報を整理して議事録にまとめたり、会議に臨席してその場で議事録を提出するサービスもあります。日本語だけでなく英語でも同様のサービスを提供しています。
そこから派生して、翻訳や字幕作成などの事業も行っています。

近年、人工知能（AI）が急速に発展し、テープおこしの仕事の一部も自動音声認識ソフトを使って行われることが増え、その精度とスピードは過去数年と比べてもめざましく向上しています。ですが、私たちがテープおこし事業で最も大切にしていることは、話したことを話したとおりに書き起こした、その先にあります。
話し手の「何と言ったか」から「何を言いたかったか」を正確にくみ取り、それがきちんと伝わる文章に整えることは、まだまだ人の力が必要とされる領域です。その最適解は、用途や領域、読み手が誰であるかによっても異なるからです。
技術の進歩も取り入れながら、人にしかできない部分に力を注いできたことが、現在の幅広いサービスラインナップと100％に近いリピート率につながっています。

テープおこしは、決して華やかな仕事ではありません。でも、どんな分野においても、記録を残すことはとても重要な仕事の一つです。記録があってこそ、過去から学び、未来に生かし、社会は発展していきます。私たちは、正確で適切な記録づくりを通じて、社会をよりよくすることに貢献できると信じています。その使命に賛同し、その達成に向けて一緒に働いてくれる仲間を求めています。

当社が扱うのは、「言葉」という、歴史を連綿と流れ続けた素材です。若者社会では聞きなれない言葉もありますし、反対に新しい文化の中からたくさんの新しい言葉が生まれてきます。話される内容も、それをどんな形式・どんな文体で文字に残そうとするのかも常に変化し続けます。
まず営業部が、お客様の潜在的な要望も含めて、ぴったり期待に沿う仕様を決めていきます。そして制作部がそれを実現していくのです。変化からは目が離せません。個人的な作業の多い仕事ですが、お客様の期待に応えるためにはチームワークも重要な要素です。
広い視野を持って周りを見渡し、そして失敗を恐れず行動できる、活力ある人材を私たちは求めます。