「テープおこし」というのは、講演や会議などで発せられた様々な分野の「話し言葉」を、のちに引き継ぐ「書き言葉」に変えていくサービスです。
成果物は報告書、雑誌や書籍、議事録、ホームページなど様々な形で利用されています。当社では、日本語だけでなく、英語やその他の外国語にも対応しています。そして、単に音を文字にするのではなく、用途に応じて読みやすく文章を整えたり、要約文を作成したりすることを得意としています。会議に臨席して、その場で議事録を作成するサービスもあります。
もう一つの「データ処理」部門では、アンケートや調査データの入力から集計・グラフ化処理、データベースの構築などを行っています。

話し手が「伝えたかったこと」を文字に残す。それがテープおこしだと私たちは考えています。声の強弱、話すテンポ、表情やしぐさなど、話された時の臨場感を失わずに、読みやすい文章に変えていくのです。
それには、多くの知識と言語処理技術が必要ですが、さまざまな分野で日々変化する言葉に対応するには、まず何よりも言葉に対する「好奇心」と、高い「感性」が求められます。またお客様が求める、ちょうどいい具合を推し量れる「感受性」も求められます。これらを兼ね備えた社員の一人一人によって「高品質のユーザビリティ」が保たれています。
「言葉のスペシャリスト」集団であるということ、これが100％に近いリピートオーダーの源です。

COVID-19の出現以来、社会は大きく変わり、私たちの仕事もさまざまな変化を続けています。議事録業務の場面では、対面の会議が大幅に減ってウェブ会議が主流になり、講演会もウェビナーに変わっています。オンラインでの参加が簡単になったことで、海外と結んだ会議や講演会も増えていますが、私たちは日英両言語を扱える強みを生かしつつ、いち早くウェブ会議に対応しました。
また、ウェビナーでは収録ビデオに字幕を付けることもよくあります。私たちは「アドレスのすっきり字幕」のサービス名で、文字おこしから翻訳や字幕映像編集までワンストップで提供する体制を整えました。
社会の変化が私たちの変化を促し、さらなる社会の変化を私たちが先導する、そんな仕事をしたいと思います。

当社が扱うのは、「言葉」という、歴史を連綿と流れ続けた素材です。若者社会では聞きなれない言葉もありますし、反対に新しい文化の中からたくさんの新しい言葉が生まれてきます。話される内容も、それをどんな形式・どんな文体で文字に残そうとするのかも常に変化し続けます。
まず営業部が、お客様の潜在的な要望も含めて、ぴったり期待に沿う仕様を決めていきます。そして制作部がそれを実現していくのです。変化からは目が離せません。個人的な作業の多い仕事ですが、お客様の期待に応えるためにはチームワークも重要な要素です。
広い視野を持って周りを見渡し、そして失敗を恐れず行動できる、活力ある人材を私たちは求めます。