わたしたちは”ひとつのお菓子からはじまる、ちいさなよろこび”を心に、日々お菓子作りを行っています。お茶の文化を受け継いできた金沢は、ささやかな気配りや こまやかな気遣いを重んじながら、毎日の暮らしの中にそっと福を咲かせる街です。お茶に添えるお菓子もまた、そんな金沢の文化が育んだ一つでしょう。
わたしたちは、この街の人々が受け継いできた素敵な慣習や、感性や、美意識を継承したい。一つのお菓子から金沢に流れる心地よい風を感じていただきたい。そんな想いをとりどりのお菓子に込めています。丁寧に、丹念に、心をつくして、ちいさなよろこびを添えて。

◆福うさぎ
看板商品の「銘菓　福うさぎ」は、小さなうさぎを象った愛らしい姿と五郎島金時を炊き上げた餡が特徴で、その姿と上品な味わいは、まるで心が二度跳ねるようなお菓子です。

◆きんつば
金沢の伝統野菜・加賀野菜のひとつに数えられるさつまいも「五郎島金時」。能登の気候風土が育て、粒の大きさと艶やかな赤色が特徴の「能登大納言」。これらの素材が持つ風味をぎゅっと凝縮して、ひとつひとつ丁寧に焼き上げています。

そのほか、うさぎのマークをあしらった4種類の焼きまんじゅう「たままる」、石川・金沢の名産品をはじめ、さまざまな食材を砂糖漬けにした「糖の音」石川県産の米粉を練り込みさっくりと焼き上げた生地に、厳選した素材の風味豊かな味わいを閉じ込めたクリームをサンドした「金澤わさんど」など、これからもずっと、思いを込めたひとつひとつのお菓子から始まる、小さなよろこびをお届けしていきます。

～届ける喜び、味わっていただく大切さ～
お菓子は人と人をつなぐもの。こころとこころを結ぶものです。
そのような存在に関わるDAIICHIらしく、人と人をつなぐコミュニケーションを大切に考えています。
取引先様との間では、まずは要望をじっくりとお聞きすることから始まり、それに応じた提案をお届けし、納得していただける商品づくりをめざして何度も話し合いを重ねます。
また消費者の方々とは、店頭に並ぶ商品を通じて「これ、おいしそう！」「どうぞお試しください」とこころのキャッチボールをしています。それは、お客様と本物のコミュニケーションができた結果、よい商品が生まれ、人々に愛されるお菓子が育まれると信じているからです。

小さな和菓子に、日々のよろこびを重ねていく。これは、今も昔も変わらない金沢の人々の暮らしです。和菓子から生まれる小さなよろこびは、金沢の街が受け継いできた文化であり、私たちの誇りでもあります。
「金澤 福うさぎ」では、金沢と和菓子への思いを、とりどりのお菓子にこめて、子どもから大人まで毎日でもお楽しみいただけるお菓子づくりを心がけています。
一緒に、金沢から新しい和菓子をたくさんの人に届けていきましょう！