建設会社の事務管理部で、採用業務を担当しています。主な仕事は合同説明会や会社説明会に出て、当社の魅力を伝えることです。学生や求職者の方に興味を持ってもらえるように様々な資料を準備したり、内定者と定期的に連絡を取って入社までのフォローを行ったりしています。また、今年から新たに給与関係の業務も担当することになりました。毎月の給与計算などを行うのですが、まだまだ分からないことが多いので、先輩や上司に教わりながら仕事をひとつずつ覚えているところです。
建設業は大変な仕事だとよく言われますが、私は父が建設業界で働いていて、悪いイメージはありませんでした。形に残る仕事をしているということがとても格好よく感じられて、私も事務系ではありますが、形に残るものを作っている会社で働きたいと思いました。大学受験の時には東京に出たい気持ちが強かったけれど、東京で暮らしてみて改めて、石川の住みやすさに気が付きました。石川県内のメーカーや建設会社で事務系の採用がある会社を探した中で、道路建設などの大きな仕事を手掛ける当社に魅力を感じました。
学生時代は時間にルーズな部分がありましたが、社会人になってから時間の管理をしっかりとするようになりました。学生時代は授業が長引いてアルバイトに間に合わないことがあっても、時給制なので自分の給与が減るだけだという感覚でした。でも今は、私が遅刻すると現場で働く多くの人たちを待たせてしまうので、絶対に遅刻はできません。学生のときとは責任の大きさがまったく違うので、日ごろから始業時間より余裕をもって、朝早く出社するようになりました。
大学時代を東京で過ごしましたが、満員電車で毎朝通学するのが本当に大変で、Uターン就職を希望しました。石川県は都会に比べて商業施設などは少ないけれど、海もあり山もあり、とても生活しやすい場所だと思います。石川県に戻ってきてから、サーフィンや登山など自然を生かした趣味が増えました。家族が近くにいるという安心感がありますし、気心の知れた中学・高校時代の友人にもいつでも会えるので、仕事でちょっと落ち込んだりすることがあっても気軽に悩みを相談できるところがいいですね。