土木工事の現場監督として、品質管理や安全管理を行っています。現在、私が担当しているのは手取川に架かる橋の橋台工事です。工事の様子を毎日写真で記録しており、完成までに5000枚以上の写真を撮る予定です。安全管理として、教育訓練や安全標識の設置も行っています。作業員さんや職人さんは皆さん年上ですが、安全のために言うべきことはしっかり言うよう心掛けています。最初は緊張しましたが、笑顔でいれば相手も打ち解けて食事に誘ってくれることもあり、そういう人とのつながりが仕事のやりがいになっています。
もともと父と兄が建設業界で働いていたので、私も自然と建設の仕事に興味を持ちました。家族のために毎日熱心に働いている父と兄がとてもかっこいいと思ったので、自分も同じ道に進もうと決めました。いくつかの会社を見た中で江口組に入社した理由は、現場の雰囲気が和やかで、協力業者の人たちとの関係をとても大切にしていると感じたからです。入社後に親しくなった職人さんにその話をしたところ、「確かにそうだね!」と言ってもらえて、ますます、この会社に入ってよかったと実感できました。
趣味や部活など、自分が熱中できることに時間を使ってほしいと思います。私は中学からソフトテニスをやっていましたが、高校では練習環境が整備されておらず、コーチもいませんでした。しかし、中学時代からの友人とペアを組み、どうすれば強くなれるか2人で徹底的に追求した結果、地区大会優勝という結果を得ることができました。テニスに熱中していた時間は本当に楽しかったし、目標に向かって努力することの大切さも知ることができました。この経験を生かして、これからは現場監督の仕事を追求したいと思います。
仕事熱心で、仕事について語り合える後輩と一緒に働きたいと思います。私は仕事の話が好きなので、現場の人たちと飲みに行って仕事のコツや心構えを教えてもらうことがよくあります。「上司の仕事をよく見ておくと、将来必ず役に立つ」など鋭いアドバイスが多く、とても勉強になります。建設業はたくさんの人が集まってひとつのものを作り上げる仕事なので、人とのつながりを大切にできる人が向いていると思います。学校の勉強が苦手でも、現場に立てばみんなゼロからのスタートだから大丈夫。一緒に成長できたらうれしいです。