和食居酒屋の責任者として、調理以外のフロア業務全般を担当しています。私が所属している八兆屋県庁前店は、200以上の席数があり、フロアスタッフだけでも13~14人ほどいる大きな店です。フロア業務の中には、お客様の誘導、注文伺い、レジ、配膳など10以上の仕事があり、土日やお盆などの繁忙期にはスタッフ全員がフル回転でお客様に対応します。責任者としてスタッフの配置を考えながら、自分自身も店に立って接客を行い、店全体としてお客様に喜んでいただけるサービスを提供できるよう心掛けています。
人と接する仕事が大好きなので、仕事を通して様々なお客様と会話を交わすことが楽しみです。お客様が楽しそうにお食事をされていたり、「また来るよ」「美味しかった!」と一言声をかけてくださるだけで、とても嬉しい気持ちになります。会話をしたお客様のことはほぼ全員覚えていますし、お客様が店を気に入って再度来店して下さったときは、さらに嬉しいですね。アルバイトと社員では、同じ仕事をしていても責任の大きさがまったく違うので、そこが難しいところでもあり、やりがいを感じるところでもあります。
大学時代に居酒屋でのアルバイト経験があり、接客の仕事が大好きだったので、ホテルや飲食店などの接客業に絞って就職活動をしていました。様々な仕事を知る中で、お客さまとフランクに接することができる居酒屋の仕事がやはり自分には一番向いていると感じ、和食事業部で多数の居酒屋を展開しているハチバンに興味を持ちました。ハチバンといえば8番らーめんのイメージですが、実際には幅広いフードサービスを手掛けています。古くから地元で愛されていて、誰もが知っている会社だという安心感も、就職を決めた理由のひとつです。
私の場合、就職は絶対に石川県でしたいと思っていたので、就職活動は石川県内だけで行いました。古くからの友達や親戚がいて、多くの人たちと繋がりのあるところが、地元ならではの良さだと思います。顔を見て一言「久しぶり!」と挨拶するだけであたたかい気持ちになれますし、友達が店に来てくれて、そこからさらに交友が広がることもあります。中学や高校の友人でもUターン就職している友達が多く「やっぱり地元はいいよな」とよく話をしています。実家に住んで親孝行ができるということも、大きなポイントだと思います。