出身学校:近畿大学(福岡よりUターン)
学部:産業理工学部 電気通信工学科
現在の所属部署:技術開発課
入社年次:2010

既存の機械(加工機)の改良、改造を行っています。現場から上がってきた声に対して安全面や効率性などの観点から、自分で設計しグループ会社で工作機械メーカーの東振テクニカルと打ち合わせして、例えばシリンダーの位置を変えてより使いやすい機械にしていく仕事です。技術開発課に配属される前の入社後1年半は、実際に工場で製造過程を学びました。限られたスペースや既存の機械を活かしながらの仕事なのでその経験が役立っています。また、機械を一からつくることもあり、仲間と設計した機械の立ち上げ作業にも参加しました。

この仕事をしていて、嬉しかったときや、やりがいを感じる瞬間は、どんなときですか。

設計する時は画面上での作業になりますが、自分で図面を起こしたのもが、形になって出来上がってくるのが大きいです。実際、それをつけた時に狙い通りの効果が出せるた時は嬉しいですね。また、「球面ころ」というローラの製造で、表面の粗さが今までより高精度の依頼があった時に、磨き方を変えたり加工条件等を試行錯誤し、加工して機械をとめて「これは上手くいった!」と見ただけでわかった瞬間があったんです。それで計測器で測るとピッタリで。ドラマみたいな不思議な体験で今でも印象に残っています。

なぜ今の会社を選んだのか、入社の決め手を教えてください。

能美市に住んでいたので高校生の頃から会社の存在自体は知ってました。石川県で会社選びをしようとした時にジョブカフェで求人情報を知り、能美市にある会社ならと受けてみようと思ったのが最初です。このへんは田舎のイメージなので、世界メーカーを相手にしている企業だと知って驚きました。ここなら世界と勝負できると。会社訪問した際に、明るい社風で上下関係が必要以上に厳しくなく、なんでも話せる雰囲気だったので第一印象で入社したいと思いました。また、採用担当者が熱い方で、こういう人がいる会社で働きたいと決断しました。

「石川県内での就職」について思ったこと・感じたことを自由にご記入ください。

大学があるのは福岡県でしたが、福岡で就職するイメージはなかったです。東京や関西でもなく、最初から地元で働くのが当たり前だと思っていました。3年生の秋に就職を意識するようになったのですが、転職や転勤はしたくないので就職するならやっぱり石川県だと思いました。福岡から石川への就職活動なので条件や期間を決めて計画的に活動し、電気だけにはこだわらず、物作りができる製造業の5社に絞りました。ネットで調べるよりも採用担当の方と直接会って決めたいと思い、春休みを利用して会社訪問するなど工夫して活動しました。

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