オフィスや病院などビルを建てる際の、空調設備の施工管理をしています。最初は、石川県立中央病院の空調設備を担当しました。施工管理の役割は、現場で働く協力業者の方々に指示を出して、工事の安全管理や工程管理、品質管理、予算管理などを行うことです。多い時には自分の指示で50~60人の方たちが動くので、責任のある仕事だと感じます。空調設備は目立たないけれど、快適な空間を作るために欠かせない存在です。自分たちの作り上げた設備が何十年先まで使い続けられることに、大きなやりがいを感じます。
将来、親や祖父母に何かあったときに駆け付けられる距離にいたいと思い、実家のある石川県での就職を選びました。中でも弊社を選んだ理由は、人々の暮らしを快適にする空調設備の仕事に興味があったからです。大学の理学部で空調に関する研究をした経験が、設備の仕事を目指すきっかけになりました。建築関係の知識がない点が不安でしたが、入社後にしっかりと学ぶことができました。仕事に必要な資格が取れるように、会社も先輩たちも親身になってサポートしてくれるので、自分の頑張り次第で大きく成長できる環境だと思います。
勉強でも部活でも好きな事を一生懸命にやった経験があれば、様々な場面で役に立つと思います。私の場合は学生時代に始めたスノーボードの話題で、協力業者さんたちと盛り上がることがよくあります。やっておけばよかったと思うことは、長期の旅行です。時間を自由に使える学生の間は、広い世界を見る貴重なチャンスだと思います。
施工管理の仕事では、お客様や協力業者さんなど異なる立場の人たちの意見を踏まえた上で、自分がベストだと思うやり方を決めなくてはいけません。たくさんの人たちを動かす仕事なので、自分の意見をしっかり持って、それを周囲に伝える力が必要です。私もまだまだ勉強中なので、これから入社する人たちと一緒に頑張っていきたいと思います。
近くに海も山もある点が石川県の魅力だと思います。休日は会社の人と一緒に白山登山に行ったり、協力業者さんと一緒に釣りに行ったりして、石川の暮らしを満喫しています。仕事では、海の近くなら塩害対策、山の近くなら雪害対策が欠かせません。環境に合わせた様々な設備が求められることも、この土地ならではのやりがいだと思います。